虫と握手。
今日は本ッッ当に恐ろしい夢をみた……。
あ、虫が嫌いだという人には、あんまり読むことをオススメしません。
まぁ……画像は付かないので、大丈夫だとは思うんですけど
卯月の元に、キリギリスと、ちょっと大きい、紫のグロテスクなクモがやってきました。
卯月はその2匹を面白半分で、引き合わせてみたのです。
そうしたら、その2匹は戦いをはじめ……。
ちょっと目をはなした隙に、キリギリスは大きさが2倍になっており…。
先ほどは互角に戦っていたクモが、その太く大きくなったキリギリスの後ろ足の関節のところに挟まれて、今にも潰されそうになっています。
慌てて2匹を離そうとするのですが、クモを殺そうとしているキリギリスは、今や大人のネコくらいの大きさに成長していて、怖くて手が出せません。
そうして、また目をはなしてしまい、気が付いた時にはもうその2匹はその場にはいませんでした。
どこに行ったのだろうと心配しながら、卯月は自分の部屋に戻ったのです。
そうしたら、卯月のベッドの上に、キリギリスが…。
最初に見つけたときと同じ、普通のサイズで…しかし変わり果てた姿で転がっていました。
クモを取り押さえていた脚は、胴体には付いておらず……。
無残な姿で、壊れた玩具のように動かないのでした。
クモの方はどうなったのかと、卯月はあたりを見渡しました。
すると、クモの方も同じように変わり果てた姿で、ベッドの横の、タオルケットの上に転がっていました…。
可哀想で怖くて、卯月は父親を呼びに行こうと思い、部屋を出ました。
虫でも動物でも、どうしても死んだものは怖くて触れなくなってしまうのです…。
しかし、部屋を出たところで卯月は信じられないものを見たのです。
部屋を出た廊下の壁に、大きい4匹の虫がくっ付いていたのです。
長い触覚のカミキリムシ。
おなかがパンパンに張って、今にも破裂しそうなイナゴ。
……後2匹は何がいたのか忘れてしまったのですが、いずれも本当は5〜7cmほどの虫たちで、それが3倍、4倍の大きさになっているので……。
体の細部がこまごまと良く見え……。
ひくひく動くおなかとか、背中のおどろおどろしい模様とか。
それから、節足動物の体の特徴…体にたくさんある節々が、ギシギシと音が聞こえてきそうな感じで…。
プラスチックの玩具とかだったら、それもカッコいいのかもしれませんが…そこに生えている細かい毛やブツブツやいやにリアルで…。
何を考えているか分からない動物たちに腰を抜かし、卯月は死に物狂いで父親を呼びに行きました。
呼ばれてきた父親は「こんなもの」という感じで、その大きな虫たちをティッシュでくるんでゴミ箱に入れるのです。
……今考えると、そんなでっかい虫にフツーに触っていた父親も怖いですが…笑。
その時はもう、その虫たちをどうにかしてほしくて…。
卯月は狂ったように叫んで、早くどこかにやってくれと……。
父親はどうも、その虫たちを殺してゴミ箱に入れているのではなくて、ティッシュを何重にもしてでくるんで、それに輪ゴムをかけて…。
虫が出てこれないようにしてゴミ箱に入れているのでした。
そうして、廊下の壁にしがみついていた虫たちは1匹、また1匹とゴミ箱へ投げ込まれていき…。
最後の1匹もゴミ箱のなかへと投げ込まれました。
「これでいいだろう」などと父親が立ち去る後ろ姿を、卯月は妹の部屋の床から見送りました。
もう泣き叫びつかれて、ぐったりして、そのまま眠りこんでしまいそうになったその時。
うつ伏せになったその目の前に、大きなティッシュの塊があるのが目に入りました。
これは……―――マズイ……。
そう思って体を起こそうと思ったのですが、疲れきった体はいう事を聞きません。
そうしているうちに、中で黒い塊が動き始め―――…。
目の前で、繭を割るようにして………
光の無い……黒い目をしたカミキリムシが……!!!
目の前で見る、その節だらけの体はグロテスク以外の何者でもなく、人間によって刺激された虫たちが見せる興奮をしていて……。
あああああああああああ!!!!!!!!
精一杯叫んだその声が最後の刺激になったようで
その細い、しかし力強い前足が卯月の額に触れました。
前アゴが開かれたその口の奥には、恐ろしい漆黒の闇が続いています。
卯月は何とか動いた左手で、ヤツを遠くに弾き飛ばそうと懇親の力を……
しかしヤツはその、動きの鈍った腕の手の先を、細い脚数本で捕らえ……
ぎゅっとにぎった感触が伝わってきました。
わぁぁぁぁぁぁ!!!!!
アゴが目と鼻の先にゆっくりと近付いてきて――――――
目が覚めても、どこかにあのカミキリムシがいるのじゃないかと、怖くて怖くてたまりませんでした……。
顔にかかっていた髪の毛の感触が、先ほどのカミキリムシの足の感触に似ていて(ていうか、このせいだったんだろうな…。)慌ててかきあげ…ようとするのですが、もしもアタマの上にまだあの長い脚のヤツがいたらと思うと…。
恐る恐るアタマに手をあてて確認しました。
と。
よく考えると、今自分が寝ているベッドには、脚のないキリギリスの死骸が横たわっていたことを思い出し、慌てて布団をはいで確認しました。
そこまできてから、漸く、夢だったのかと安堵したのですが……。
最後のカミキリムシのアップが忘れられず……。
あれから1日経とうとしている今でも、思い出すと恐ろしくて恐ろしくてたまりません…。
あ、虫が嫌いだという人には、あんまり読むことをオススメしません。
まぁ……画像は付かないので、大丈夫だとは思うんですけど

卯月の元に、キリギリスと、ちょっと大きい、紫のグロテスクなクモがやってきました。
卯月はその2匹を面白半分で、引き合わせてみたのです。
そうしたら、その2匹は戦いをはじめ……。
ちょっと目をはなした隙に、キリギリスは大きさが2倍になっており…。
先ほどは互角に戦っていたクモが、その太く大きくなったキリギリスの後ろ足の関節のところに挟まれて、今にも潰されそうになっています。
慌てて2匹を離そうとするのですが、クモを殺そうとしているキリギリスは、今や大人のネコくらいの大きさに成長していて、怖くて手が出せません。
そうして、また目をはなしてしまい、気が付いた時にはもうその2匹はその場にはいませんでした。
どこに行ったのだろうと心配しながら、卯月は自分の部屋に戻ったのです。
そうしたら、卯月のベッドの上に、キリギリスが…。
最初に見つけたときと同じ、普通のサイズで…しかし変わり果てた姿で転がっていました。
クモを取り押さえていた脚は、胴体には付いておらず……。
無残な姿で、壊れた玩具のように動かないのでした。
クモの方はどうなったのかと、卯月はあたりを見渡しました。
すると、クモの方も同じように変わり果てた姿で、ベッドの横の、タオルケットの上に転がっていました…。
可哀想で怖くて、卯月は父親を呼びに行こうと思い、部屋を出ました。
虫でも動物でも、どうしても死んだものは怖くて触れなくなってしまうのです…。
しかし、部屋を出たところで卯月は信じられないものを見たのです。
部屋を出た廊下の壁に、大きい4匹の虫がくっ付いていたのです。
長い触覚のカミキリムシ。
おなかがパンパンに張って、今にも破裂しそうなイナゴ。
……後2匹は何がいたのか忘れてしまったのですが、いずれも本当は5〜7cmほどの虫たちで、それが3倍、4倍の大きさになっているので……。
体の細部がこまごまと良く見え……。
ひくひく動くおなかとか、背中のおどろおどろしい模様とか。
それから、節足動物の体の特徴…体にたくさんある節々が、ギシギシと音が聞こえてきそうな感じで…。
プラスチックの玩具とかだったら、それもカッコいいのかもしれませんが…そこに生えている細かい毛やブツブツやいやにリアルで…。
何を考えているか分からない動物たちに腰を抜かし、卯月は死に物狂いで父親を呼びに行きました。
呼ばれてきた父親は「こんなもの」という感じで、その大きな虫たちをティッシュでくるんでゴミ箱に入れるのです。
……今考えると、そんなでっかい虫にフツーに触っていた父親も怖いですが…笑。
その時はもう、その虫たちをどうにかしてほしくて…。
卯月は狂ったように叫んで、早くどこかにやってくれと……。
父親はどうも、その虫たちを殺してゴミ箱に入れているのではなくて、ティッシュを何重にもしてでくるんで、それに輪ゴムをかけて…。
虫が出てこれないようにしてゴミ箱に入れているのでした。
そうして、廊下の壁にしがみついていた虫たちは1匹、また1匹とゴミ箱へ投げ込まれていき…。
最後の1匹もゴミ箱のなかへと投げ込まれました。
「これでいいだろう」などと父親が立ち去る後ろ姿を、卯月は妹の部屋の床から見送りました。
もう泣き叫びつかれて、ぐったりして、そのまま眠りこんでしまいそうになったその時。
うつ伏せになったその目の前に、大きなティッシュの塊があるのが目に入りました。
これは……―――マズイ……。
そう思って体を起こそうと思ったのですが、疲れきった体はいう事を聞きません。
そうしているうちに、中で黒い塊が動き始め―――…。
目の前で、繭を割るようにして………
光の無い……黒い目をしたカミキリムシが……!!!
目の前で見る、その節だらけの体はグロテスク以外の何者でもなく、人間によって刺激された虫たちが見せる興奮をしていて……。
あああああああああああ!!!!!!!!
精一杯叫んだその声が最後の刺激になったようで
その細い、しかし力強い前足が卯月の額に触れました。
前アゴが開かれたその口の奥には、恐ろしい漆黒の闇が続いています。
卯月は何とか動いた左手で、ヤツを遠くに弾き飛ばそうと懇親の力を……
しかしヤツはその、動きの鈍った腕の手の先を、細い脚数本で捕らえ……
ぎゅっとにぎった感触が伝わってきました。
わぁぁぁぁぁぁ!!!!!
アゴが目と鼻の先にゆっくりと近付いてきて――――――
目が覚めても、どこかにあのカミキリムシがいるのじゃないかと、怖くて怖くてたまりませんでした……。
顔にかかっていた髪の毛の感触が、先ほどのカミキリムシの足の感触に似ていて(ていうか、このせいだったんだろうな…。)慌ててかきあげ…ようとするのですが、もしもアタマの上にまだあの長い脚のヤツがいたらと思うと…。
恐る恐るアタマに手をあてて確認しました。
と。
よく考えると、今自分が寝ているベッドには、脚のないキリギリスの死骸が横たわっていたことを思い出し、慌てて布団をはいで確認しました。
そこまできてから、漸く、夢だったのかと安堵したのですが……。
最後のカミキリムシのアップが忘れられず……。
あれから1日経とうとしている今でも、思い出すと恐ろしくて恐ろしくてたまりません…。